2022年11月のベアリングス世界景気循環図
投資判断の材料の1つであるベアリングス世界景気循環図について、ベアリングス・ジャパンの先進国ソブリン債券チームが解説します。
2022年11月も景気後退局面に位置する国が多く、日本もその中に加わりました。カナダは先月の中央銀行の会合で、減速する景気に配慮する形で利上げ幅が0.75%から0.5%へ縮小されましたが、景気循環図においてもボトムに大きく近づくなど、景気の減速感が鮮明となりました。一方、中国は製造業PMIの6ヶ月変化率が改善し、景気回復局面へ移行しました。